5月17日2023年
園では、子どもたちの遊びの中から育まれる発達の様子を紹介しています。今日の一枚はこれです。
春になると子どもたちの大好きな虫たちが姿を出しはじめます。どの虫がどこに居るのか詳しい年上児の姿を見て、小さな子どもたちも自力で虫探しをはじめます。「命あるものをいたわり、大切にする気持ち」を育むためには自分で触れて観察して遊んで「生きている」という事を体感する必要があります。その最中に虫が「死んでしまった」という体験をすることもあるでしょう。大人からみれば残酷に見える行為にも子どもの成長には意味のある行為もあります。とは言え、見ている大人が「許しがたい」と思う行為があれば、子どもを責めるのではなく、「大人がどう感じたか」を伝えてあげて下さい。
禁止されて止めるのではなく、感じたり理解したりして止めることに意味がありますね。