9月21日2023年
子どもは「秘密基地」が大好きです。身近にある物を組み合わせて基地作り中。
大きな布を被せて屋根にしている部分をよーく見ると…両サイドを指輪のケースで挟んで留めています。布を被せるだけではずり落ちてしまう経験から「何かで留めたい」と考え、おもちゃの中にあった指輪のケースを使いました。大人では思いつきませんが、確かに指輪のケースは開閉に力が必要で「ばね」を感じる部分がありますね。子どもはその特性を感じて「洗濯ばさみのような使い方ができるかも」。と考えたのです。
現代は物があふれていて「足りなければ買う」「なくてできないなら別の事」という場面も多いのではないでしょうか?「できないけどやりたい」「やるにはどうしたらいいか」と考える姿こそ非認知能力の「心情・意欲・態度」が育っている場面といえるでしょう