9月7日2023年
保育園にある遊具での1枚です。3歳児さんでまだ上り棒の上までは上がれませんが、何度も繰り返し挑戦しています。遊具は登ったら降りるまでがセットです。「登れるけど降りられない」は危険につながります。遊具で遊ぶ際、保育士はあまり手助けをしません。
子ども自身の力で登れない所に大人の力で登らせても危険だからです。
なので、子どもはどうやったらこの棒が登れるのか考えます。実際に体を動かして挑戦します。そうして自分で出来るようになると、体で覚えたやり方なので、降りるのもすぐにできるようになります。自分で考えると「高いからやめておこう」「ここはすべりやすいからこっちに行こう」などの判断を自分自身でします。そこで危機管理能力が育ちます。
保育園では子どもの遊びの側には必ず保育士が居ますが、小学校になると休み時間は子どもだけですごします。それまでに「危ないことが分かる」子どもに育てたいですね。