10月31日2024年
乳児組では個人のロッカーやタオル掛けに子どもの名前と一緒に動物のマークをつけています。子ども達は自分の
マークを覚えて「自分の物」と判断します。写真の1歳児さんは自分のマークの場所から帽子を取ります。
幼児組になると動物マークはなくなり、文字の標記のみになります。
まだ3歳児さんで文字を読める子どもは少ないですが、文字を形で覚えます。認識としては動物のマークを覚えるのと同じです。ここで大切なのが「毎日の積み重ね」です。毎日同じ場所にあり、毎日同じこと繰り返し、毎日同じ
リズムで生活をする。この積み重ねが「自分でできる」姿を育てます。
保育園生活では「持ち物には名前を大きく分かりやすい場所に書いてください」と保護者の方にお願いする場面が多くあります。記名を見て誰のものか判断するのは大人だけではありません。子ども自身も文字をみて判断できるようになります。その為には「同じ場所に、同じ文字がいつもある」持ち物が子どもにとって扱いやすい持ち物であるといえます。